お客様がお住まいのマンション管理会社はきちんと仕事をしていますか?
もちろん、誠実で信頼できる管理会社もありますが、なかには放っておくと危険な場合もあります。
ここでは、マンションの管理会社がちゃんとした仕事をしてくれているかをチェックする、いくつかのポイントをご紹介します。
ご存じない方が多いのですが、実は立体駐車場のメンテナンスは、エレベーターの点検と違い、明確な基準等が法律で定められていません。
そのため、施工内容や基準などは、保守業者の良心だよりというのが実情です。
立体駐車場は仕様などがとても複雑で、メンテナンスの専門性が非常に高いです。
そのため、業者からのきちんとした報告や説明がなければ、“メンテナンスの実態がどうなっていのか?”は、実は誰にもさっぱりわからないのです。
実際、作業報告すらしてくれないメンテナンス業者は多いです。
そのうえ「業者に任せきり」で何もしてくれない管理会社では、良好なメンテナンスが維持できているか大きな疑問ですね。
そこで、注目してほしい3つのチェックポイントがあります。
もしも、この3つのポイントが守られていないようであれば、要注意。
すぐに、作業内容を報告してくれるメンテナンス業者に変更し、不具合や問題がないか理事会でチェックするべきです。
立体駐車場のメンテナンスやリニューアルの際には、対応が可能な施工業者やメーカーを選ぶ必要があります。
ですが、そもそも管理会社が探してきた保守業者やメーカーは、やはり疑問が残ります。
そこで、管理会社の提案以外にも、必ず理事会で複数のメーカーを相見積りし、比較検討するべきです。
立体駐車場の保守点検やメンテナンスをする際、マンションの管理会社に業者選定を任せっきりにすると、不必要な費用がかかる場合があります。
この不必要な費用というのは、管理会社が取るマージンです。
マンションの管理会社がメンテナンス業者に業務を依頼することでマージンが発生します。
メンテナンスだけではなく、新規入替、撤去廃棄の場合でも同じです。
たいていの場合、マンションの管理会社は、保守点検業者の見積金額に、10~15%の金額を上乗せしています。
悪質な管理会社は90%もの金額を上乗せしている場合もあります。
マンションの管理会社に保守業者やメーカー選定を任せるということは、こういったリスクがあることなのです。
不要なコストを削減するためにも、メンテナンス業者は管理組合が探し、管理組合で直接契約するべきです。
管理会社にかかる手数料を節約できる
組合側の仕事が増えるケースがある
保守業者と契約する際、管理会社を介さずに、管理組合が業者と直接契約することも可能です。
直接契約することによって、管理会社の手数料を節約できるメリットがあります。
しかし、業者と直接契約する場合、組合側が付随業務も行わなければいけません。
普段これらは管理会社がやってくれていますが、直接契約をした場合、組合側で行う必要があります。
しかし、直接契約の場合でも、こういった付随業務に関しては管理会社が請け負ってくれる場合もあります。
ですので、まず管理会社との契約内容・管理規約集をチェックし、管理会社側に相談・交渉してみるとよいです。
マンション管理の主役は、管理会社ではなく、マンションの住人=マンション管理組合(理事会)です。
ですので、もし管理会社の仕事ぶりが気に入らなければ、改善の交渉をしたり、管理会社自体を変更したりする権利があります。
そもそも、マンションの管理組合は、マンションの住人(区分所有者全員)で構成されます。
その代表者である理事が、マンション内の物事を決めるときに住民の代表として理事会で話し合いをします。
理事は、マンション住人の意見や要望を理事会で話し合い、必要な行動を取ります。
主な仕事は下記の通り。
殆どの場合、管理会社がサポートしてくれますが、あくまで主役はマンションの住人です。
もし管理会社の仕事ぶりが気に入らなければ、交渉する権利がありますし、管理会社自体を変更することもできることを知っておきましょう。
現在、管理会社へ業者検討をご依頼中の場合は、一旦管理会社からの提案を保留にしてください。
当サイトを通じて複数業者の提案・見積もりを比較いただければ、低コストでの駐車場管理を実現できます。
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